
2026年7月18日 琉球新報 法律何でも相談コラム 掲載
法教育のイベント
Q. 沖縄弁護士会が「法教育」の一環として行っているイベントはありますか?
A. 法教育とは、子どもたちが将来の民主主義の担い手として、法や司法制度の基礎となる価値を理解し、法的な考え方を身に付けるための教育です。個別の法律知識を暗記するのではなく、多様な意見を持つ人々の中で自分の意見を持ちつつ、他者と調整しながら社会生活を送るための考え方を学ぶことを主眼に置いています。
沖縄弁護士会では、このような法教育の一環として、学校に弁護士を派遣する出張授業や、年2回ジュニアロースクールを開催するなど、将来の進路に関わりなく、法の世界を肌で感じてもらう活動を行っています。
出張授業は様々ですが、例えば、日々の私達の生活に密着する身近な問題(例えば騒音問題等)を題材に、生徒達に異なる利害をもった当事者を配役し、解決策を話し合ってもらう内容などがあります。
ジュニアロースクールでは、法曹三者(弁護士・検察官・裁判官)による職業紹介のほか、メインイベントの模擬裁判では、生徒たちが法曹三者になりきり、それぞれの立場から実際の法廷での証人尋問や意見の発表などを体験してもらいます。
沖縄弁護士会では、こうした活動を通じて、「法」や「ルール」の重要性のみならず、対立する利害と調整しながら主体的に社会の一員として生きる力を身につけてもらうことを目標にしています。
出張授業やジュニアロースクールに関するパンフレットもご用意しております。今夏には、8月18日(火)に那覇地方裁判所沖縄支部で県内中北部の中学生を対象に、ジュニアロースクール(模擬裁判)を開催する予定です。ご興味のある方は、ぜひお気軽に沖縄弁護士会(098-865-3737)までお問い合わせください。
沖縄弁護士会
会員 中根康太







